「夫のちんぽが入らない」
莫大な数の本が並んでいる書店で真っ先に目に入ってしまったこの本。
まず題名を見て官能小説?かと思ってしまいました。(読んだことはありませんが。)
作者様すみませんでした。
今回は講談社出版の文庫版を購入させていただきました。
タイトルを初めに見て、どんな内容なのかなと思いながら手に取ってみました。
(このようなタイトルですが、作者様は俗にいう「下ネタ」が得意なわけではないんだそうです)
作者様曰く、多方面の方々から賛否両論があったそうですが
個人的にはとても面白く、男女関係について少し考えさせられる内容になっていたと思います。
結婚するパートナーを考えるにあたって、性事情の問題というのも重要なポイントだと考えていましたが、
こういう考え方もあるのか、という思いで読んでいました。
この問題によって様々な出来事が作者様に起こっていく様や、
結婚相手の方が抱える問題が露呈していくなどの困難に直面していきます。
いつか自分も直面することがあるのだろうか、とまるで自分のことのように読んでいました。
まだ読んでいない方がもしいるのであれば、
タイトルを気にせずに手に取ってほしいなと思います。
文庫版に特別収録されているエッセイもとても面白かったので、
ぜひご一読ください。
それでは、また。